※申込締切を10月1日（日）に延長しました。

当会が2年に一度開催する職能団体としての大規模総合研修会を本年、下記の通りオンラインで開催いたします。
今大会のテーマは「つながる」です。

3年以上に渡るコロナ禍での生活も、いよいよ新たな局面を迎えることとなりました。
この間に、人と人との関係、個と社会との関係は、そのつながり方を含め、大きく変化しました。そして社会のあり方そのものも大きく変容してきています。
多様性や自由度という視点から見れば、私たちの生き方は広がったのかもしれませんが、一方、先の見通しがなかなか立たない曖昧で不確実なこの時代は、自分が自分として存在すること、人や社会とのつながりを確かに実感することが難しい側面もあるように感じています。
本大会が、世代や領域を超えて「つながる」場となり、私たち心理専門職の役割、社会的な意義をあらためて考える機会になればと考えています。

皆様のご参加をお待ちしております。

【日時】　2023年10月15日（日）10時～16時（予定）
【開催方法】　オンライン（Zoomウェビナー）

【プログラム】
＜第1部＞
〇当会の事業・活動紹介
〇特別講演
『人とつながる、私とつながる』
『つながる』をテーマに対談形式でお話を伺います。
萩野公介氏（競泳金メダリスト）
生後6か月から水泳を始める。
小学校低学年から学童新を更新し、中学以降も各年代の新記録を樹立。
17歳で初出場となったロンドンオリンピックでは400m個人メドレーで銅メダルを獲得。
2016年リオデジャネイロオリンピックでは400m個人メドレーで日本人初の金メダルを獲得。また200m個人メドレーで銀メダル、 4×200mフリーリレーで銅メダルを獲得した。3大会連続となる東京オリンピックでは、200m個人メドレーと4x200mフリーリレーの2種目に出場し、この大会を持って現役を引退した。現在は、日本体育大学大学院に通いながら、テレビ、ラジオ、講演会への出演を主な活動としている。

＜第2部＞
〇シンポジウム
＊セッション1『領域を超えたつながり　～切れ目のない支援を目指して～』

2023年4月にこども家庭庁が発足し、子どもの健やかな生育のため、妊娠期から子育て期にわたる｢切れ目のない支援｣を目指して様々な取り組みが行われています。この｢切れ目のない支援｣を行うために、私たち心理職としても領域を超えたつながり、つまり領域間連携が不可欠となりますが、現実的には難しさを伴うことも多いと思われます。
そこで、セッション1では、発達障害支援を必要とする方が幼児教育･保育場面から義務教育、さらに進学･就職へと人生を進めていく中での移行支援をテーマに取り上げ、各年代の心理支援を行う立場のシンポジストに登壇していただきます。そして、心理職同士の領域間連携の実際についても話題提供いただき、療育･医療･教育の現場から就労･社会へと‘つながる’ためには、私たちはどのように心理支援を要支援者に届けることができるのか、参加者の皆さんと共に考える機会としたいと考えています。

座長：　　　　小林 清香 氏（東京公認心理師協会・医療保健領域委員長）
シンポジスト：工藤 宏子 氏（領域：就学前年代 / カラムンの森こどもクリニック）
　　　　　　　上野 綾子 氏（領域：義務教育年代 / 東京都スクールカウンセラー）
　　　　　　　山賀 道子 氏（領域：高等教育年代 / 大妻女子大学・学生相談センター）　　

＊セッション2『職能団体としての社会とのつながり　～社会貢献活動を通して～』

社会貢献活動は職能団体の使命の一つであり、当会でもこども相談室の電話相談をはじめ、さまざまな活動を展開してきました。そして、これらの活動は、会員皆さまの積極的な参与によって支えられています。
セッション2では、これまで行ってきた多職種協働の中から、東京司法書士会が主催している自死予防活動の一環である「いのちを守るなんでも相談会」での活動を中心に、司法書士、精神保健福祉士から、活動の実際と心理職への期待について、また公認心理師･臨床心理士からは、活動に参加した手ごたえや、今後の課題について、未来に‘つながる’テーマを取り上げます。
多職種と‘つながる’ことで、要支援者へ届けることのできる支援は、さらに質の良い、対象者に寄り添う支援となります。意義のある活動として続けていけるよう、ともに考える時間となれば、と願っています。

座長：　　　　福田 由利 氏（東京公認心理師協会・相談事業副委員長）
シンポジスト：宇野 健治 氏（東京司法書士会・自死問題対策委員⇒自死問題対策委員長）
　　　　　　　柳瀬 一正 氏（東京精神保健福祉士協会・自殺対策委員長）
　　　　　　　狩野 武道 氏（東京公認心理師協会・相談事業委員）


【参加対象】　東京公認心理師協会会員
　　　　　　　公認心理師あるいは臨床心理士資格を持つ非会員・公認心理師・臨床心理士を目指す大学院生
【参加費】　東京公認心理師協会正会員　3,000円
　　　　　　公認心理師あるいは臨床心理士資格を持つ非会員　5,000円
　　　　　　公認心理師・臨床心理士を目指す大学院生　　　　2,000円

【参加申込方法】
＜東京公認心理師協会正会員＞
下記の参加申込フォームよりお申込みください。※お申し込み後、自動返信メールにて参加手続きについてお知らせいたします。自動返信メールが届かない場合には、速やかに事務局までご連絡ください。
※一旦ご納入頂いた参加費等は返金できませんのでご了承ください。
※当日申込は受付けません。必ず事前にお申込みください。

＜公認心理師・臨床心理士有資格者非会員の方、公認心理師・臨床心理士を目指す大学院生＞
下記の参加申込フォームよりお申込みください。※お申し込み後、自動返信メールにて参加手続きについてお知らせいたします。自動返信メールが届かない場合には、速やかに事務局までご連絡ください。
※一旦ご納入頂いた参加費等は返金できませんのでご了承ください。
※当日申込は受付けません。必ず事前にお申込みください。

【第1次申込締切】　2023年7月20日（木）　⇒　受付終了しました。
※第1次申込特典として、荻野公介氏への質問を受け付けます。（ただし、必ずしも話題にあがるかどうか保障するものではありません。）
【第2次申込締切】　2023年9月20日（水）　⇒　10月1日（日）
【参加費納入締切】　2023年9月21日（木）　⇒　10月2日（月）

※こちらの研修会は臨床心理士研修ポイント申請予定です。

下記の『オンライン研修会ガイドライン　＜受講者用＞』をご確認いただき、ご同意の上、お申込みください。
『オンライン研修会ガイドライン　＜受講者用＞』